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U010006 |
Beostyleニュース |
喜多路町にて新たな難題が!? あの娘の正体が実は…… 喜多路町は受難続きである。 ドラゴン軍による襲撃は依然として収まる様子を見せず、先月には町の住民たちがドラゴン軍にさらわれるという事態にまで陥ってしまった。残された住民たちも、その半数以上が家を失い、仮設住宅で暮らすことを余儀なくされている現状だ。 こうした事態に対する、住民たちの不満は小さくない。 ある住民は言う。――こんなにも町中の家や建物が焼かれたって言うのに、どうしてあれだけ目立つお屋敷に被害が及ばないんだ? たしかに田中町長の邸宅は、今のところ大きな実害が出ていない。 これが偶然なのか、理由あってものかは分からないが、こうした生活環境の差からも、住民たちの不満は募りつつあるようだ。 そんな状況に追い打ちを掛けるかのように、最近はベオウルフたちにとって新たに問題になりかねない事態が起こっている。 喜多路町の雇われたベオウルフの一人、佐倉良輝さんの長女由香梨さんの正体が、ドラゴンであることが発覚してしまったのだ。 それも彼女が現在、喜多路町内のベオウルフたちの間で囁かれていたドラゴンの皇女だと言うのだから、騒ぎはさらに大きくなっている。 話の真偽は定かではないものの、襲撃を仕掛けに来たドラゴン軍がジネブラの存在を見て撤退したというのであるから、その信憑性は決して低くはない。 由香梨さんが皇女とされるほどのドラゴンであったという事実に対し、これまで彼女の保護者であった良輝さんには、早急の説明が求められている。果たして彼はこの事実を知っていたのか。もし知っていたのだとすれば、なぜ今まで隠し続けてきたのだろうか。 いずれにしてもこの問題は、喜多路町にとって新たな騒動の火種になることは間違いない。 (上から)ジネブラ・キングスフィールド(NPC)宇佐美三厳(241422)蔭坂菫(241352)瀬名聖名(241026) 勤勉に励み、竜と戦う青春の日々 ベオウルフ研究家からの素敵な贈り物とは? 埼玉県立大東京中等教育学校には、若き(一部例外を含む)ベオウルフたちの特殊なカリキュラムを行うクラスが存在します。 対ドラゴン対策特別学級、その名もXYZ 組。 このクラスに所属する学生ベオウルフたちは、ドラゴンから人類を守るための技術を身につけるべく、日々鍛錬に勤しんでいます。 その授業の苛烈たるや、常人の精神では確実に異常きたすと言われており、うっかり紛れ込もうのなら、初日でドン引き、2 日目に生まれてきたことを後悔し、そして3 日目を終えた頃には瞳からハイライトが消えているとかいないとか。 そんな過酷な学園生活を過ごしているベオウルフたちにとって、もっとも大切なものは健康です。毎度毎度迫り来るドラゴンどもから学校を守るには、健康維持が鍵となります。 ですが、体調管理というのは簡単なものではありません。 定時に行われている授業はまだしも、突発的に始まる戦闘のせいで不規則になりがちな食事。そして栄養バランスを維持することの難しさ。若き(一部例外を含む)ベオウルフたちは、健康維持という問題に直面してから、初めてその難しさを知るのです。 そんな中、ベオウルフ研究家である吉外リッチーさんは、悩める若者(一部例外を含む)たちにある出会いを与えてくれました。 それがこの[ピー]。一見、テレビCM でお馴染み、緑色の健康飲料に見えますが、なんとこの[ピー]っぽい物を飲むだけで、見るみるうちにパワーアップできる、かもしれないという代物なのです。 現在、数名の生徒がこの試飲にチャレンジ中。 結果、2 名の生徒が「今までより強くなれた」と答えております。 あとの生徒は知りません。 今後の研究成果が楽しみですね。【PR】 (上から)矢射場刃(241367)荒鬼龍雄(241063)吉外リッチー(NPC)矢射場こころ(241534) 南極点奪還戦、完勝!! ベオウルフ軍、歴史的勝利!! 人類解放戦争に新たな局面か? 2010 年夏、WBA は長年に渡ってドラゴン軍の制圧下にあった南極点を奪還、人類の手に取り戻すことに成功した。 現地ではドラゴン軍に捕らわれた多数の人類が、劣悪な環境下で苛酷な労働を強いられ、死に瀕していたが、WBA は奴隷人類を保護、解放するための別働隊を組織し、ベオウルフ軍主力とドラゴン軍が激戦を繰り広げる戦場で、見事、奴隷たちの保護に成功した。 この奴隷たちは、ドラゴンによって制圧された地域から攫われた人類は少数であり、その大半がゲートの向こうに広がる異世界からドラゴンによって強制的に連れてこられた、いわばドラゴン世界の人類だということが判明した。 彼らの証言を信じれば、そこはドラゴンに支配され、『帝王』と呼ばれる強力なドラゴンを頂点に抱く封建制の社会が存在していることになる。現在、地球に侵攻しているドラゴン軍も、『帝王』の配下にある八支族の長に率いられているのだ。 人類は絶対者であるドラゴンの支配下に置かれ、家畜と同等の存在として、悲惨な暮らしを余儀なくされているようだ。 WBA 広報は「獰猛にして狡猾な侵略者から故郷を護るためだった人類の戦いは新たな局面を迎えた」と宣言し、今後、WBA はゲートの向こう側にも戦線を広げ、ドラゴンの支配下に置かれた奴隷人類の解放と保護のために戦うことを発表した。 この宣言は大半のベオウルフからは好意的に受け止められ、戦意高揚のきっかけとなったが、一方で、この戦闘の英雄的側面ばかり強調するWBA 広報のやり方に疑問を呈する向きもある。 また、戦線を広げることで、現在もドラゴンの支配地であるアフリカ大陸やオーストラリア大陸南部の解放が遅れることを危惧する声もあがっているようだ。 驚くべきF計画の真相 目的は、混血の研究ではなく、 ベオウルフの人造にあった!? WBA 開発局では一般に公表されていない計画が複数進行している。 「forcing:強制、促成」を意味する“F” を冠した計画もそのひとつなのだが、今回、その驚くべき内容が暴き出され、結果、計画が中止されることとなった。 F 計画は、開発局長のクラウス・アイヒンガー氏の肝いりで立ち上げられたものであり、当初は「人間とドラゴンの混血を研究し、ベオウルフ軍の増強に役立てる」というものであった。 しかし、その真相は、人間に変身したドラゴンの研究者を中心に据え、集めた女性ベオウルフに子供を作らせた上で、ドラゴン世界の秘術により(これはおそらくドラゴニストとは関係がない)、子供を急成長、そして洗脳し、ドラゴン側の先兵として利用しようという計画であったのだ。 これらの行為はまごうことなき人権侵害であり、そしてなにより人類に対しての背信行為だ。決して許されるべきものではないだろう。 しかも、問題はこれだけにおさまっていない。 現代兵器トリガー化計画とも絡んでおり、新たに作り出されたトリガーを持つベオウルフもその計画の範疇にあり、南極点地域で行われた実験の成果もすでに奪われているというのである。 現在、F 計画の主任研究員でありドラゴンであったジョージ・アトキンズはすでに逃亡。開発局副局長のゼノビア・オールビーさんは行方不明。局長のクラウス・アイヒンガー氏は、WBA により更迭されている。アイヒンガー氏が更迭のみで済んだのは、彼がなんらかの政治的なパイプを持っているためと目されており、余罪の追及に関してはうやむやとなってしまっている。 人類が優勢である今こそ、こういった利敵行為を詳らかにし、磐石の態勢を築いた上で、世界の人類救出を行っていきたいものである。 (上から)オリガ・アベリツェフ・ダリン(241555)ナナ・W・ヒルゲイツ(241133)ジェナ・メルセデス・パトリック(NPC)仲林優馬(241056) イラスト:奥さん |
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