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U010008 |
Beostyleニュース |
神隠し島から出現した超巨大竜 見過ごせない被害に対してWARS はどう動く? ロンガロンガ王国領の神隠し島という場所から、とんでもないものが突如出現した。 その出現する様子を目の当たりにしていたクライン島の住民たちは、当初神隠し島で何が起っているのかがさっぱり理解出来なかったという。島の内側を突き破るかのごとく、巨大すぎるドラゴンが這い出てきたのだ。 その常識では計り知れないほどの巨大なドラゴンは、目測で体長およそ1万mを優に超えている。 両翼が中程で折れており、さすがに空を飛ぶことはないものの、海上で浮かびつつ、非常にゆっくりとした速度で泳ぎ進んでいるようだ。 目的もなく進んでいるだけならまだ良いのだが、問題はその超巨大ドラゴンには明確な意志があるかのように、進行上にあるもの全てを破壊していることにある。 これを問題視したWARSを中心としたベオウルフたちは、超巨大ドラゴンに対しての調査を行い、2点の事実を突き止めた。 1つは、この超巨大ドラゴンの動力源となっているのが、ジェネラル級ドラゴンのジャンゴであるということ。確かに超巨大ドラゴンの外観は、どことなくジャンゴに似ているようにも思える。 そしてもう1つは、超巨大ドラゴンの周囲から特殊な高周波が発生しているということ。この高周波があらゆるものを寄せ付けないバリアのような役割を果たしているようだ。 高周波の障壁を乗り越え、動力源となっているジャンゴを何としても倒さねば、この超巨大ドラゴンを止めることはできない。 この難題に対して、WARSはWARS主導でなければできない作戦「プロジェクト重音(グラヴィオン)」を立案。近々実行に移す模様だ。 (上から) ヴァルザナ(NPC)ブランカ(241374)佐渡ゆるね(241295)永澤雅(NPC) 仔ドラゴン、対竜強硬派に捕獲!! これは現代の魔女狩りか? 迷走するグリーンオールウェイズの今 今から半年ほど前、仔ドラゴンを育てているボランティアスタッフの奮闘を御紹介したことは、まだ読者諸兄の記憶に新しいと思う。 北米を拠点とし、ドラゴンに対する強硬姿勢と徹底的な殲滅行動で有名なユニオン“ グリーンオールウェイズ” は、地道な調査の結果、『彼らは凶悪なドラゴンを使役して一般市民に危害を加えようとする有害なテロリストの一味である』と認定、拘束した。 北米は長らくドラゴン軍の占領下に置かれていた地域も多数あり、家族や以前の生活を奪ったドラゴンを憎んでいる人々も少なくない。 グリーンオールウェイズでは、捕獲したドラゴンと、それを育てたベオウルフを含むスタッフを見せしめとして各地で引き回し、投石を許可することにより一般市民のガス抜きを行い、ベオウルフに対する不信感や敵意を払拭したいという考えのようだ。 その一方、勝つためには手段を選ばないグリーンオールウェイズの強硬姿勢には内外の批難の声も大きくなり始めている。 それが先日、仔ドラゴンとベオウルフを捕獲する際に巻き込まれた一般市民に被害が出たのをきっかけに、一気に表面化したのである。 また、未確認情報だが上層部が利権の拡張を目論んで動いており、それに一般のベオウルフが巻き込まれているとの噂もある。 最近、グリーンオールウェイズに所属する一部のベオウルフたちの間では、ドラゴンと共生を考えていた前代表ポーリー・オークレイの時代に返るべきだという動きも生じている。 上層部にはドラゴンに対する強硬姿勢を崩す気配は見られないが、和平と共存を説く声は、日増しに大きくなっているようだ。 長きに渡るドラゴンとの戦いは、終わりを迎えようとしている。 すべてのユニオン、そしてベオウルフが、この戦いが終わった後のあり方そのものを問われているのかもしれない。 (上から)S・T・オベルコ(NPC)牧場純朴(241018)葉月アキラ(241053) 和平交渉、はじまる 和平派ドラゴン支族の長と接触成功!! 人類とドラゴンに共存の未来はあるのか? ついに人類とドラゴンの間で正式な和平交渉が始まろうとしている。 南極ゲートの向こうに広がるドラゴンの世界は、強大な力を持った帝王によって統治されており、その下に、帝王を支える名族として、八支族と呼ばれる強力な八頭の長に率いられたジェネラルドラゴンとコマンダードラゴンの群れが存在している。 今回、ドラゴン世界における和平派の代表として席についたのは、帝国外務卿サンドラ・ノーランド、通称“ガドゥルー”と呼ばれる、ノーランド支族の長である。 十年前にドラゴニックアワーが始まった時から、人類とドラゴンの和平実現を目指して、秘密裏に活動を続けてきたサンドラは、地球に向かわせた正式な使者である“ボリス”ことエリリア・ノーランドを護って、彼女と濃密な信頼関係を築いてきた和平派ベオウルフたちと対面し、実娘を助けてくれた礼を述べると共に、現在、和平の障害となっている問題について率直に意見を交わした。 その一方で、和平交渉を妨害しようとしているJD教団に対しても、ベオウルフたちは対策を進めている。 JD教団の背後には、強力な“再生者【リ・アニメーター】”と呼ばれるドラゴニストが存在していることが明らかになっており、現在、WBAイギリス支部の精鋭を中心とした討伐部隊がドラゴン世界に向かっているのだ。 また、未確認情報だが前ペポペポの会総帥であるメイガス・モリヤがJD教団の周辺に姿を現したとも伝えられている。この件について、今後のククルビータ総帥とペポペポの会の動向も注目される。 次第に和平の声が強まりつつあるとは言え、人類とドラゴンとの間には、まだまだ深い溝がある。この溝を埋めるためには、彼ら和平派ベオウルフたちの活動が重要となってくるだろう。 (左から)ボリス(NPC)大通春日(241444)ローランド・ランツェンベルガー(241112) 各地で起こる反WBA 暴動 ベオウルフたちに求められる 英雄としての立ち振る舞い 地球上においてはほぼ雌雄が着いた状態にあるドラゴン軍との戦闘だが、新たな火種が確実に燻っている。 先日もベオウルフに対して敵対的な思想を持つ過激派による立てこもり事件が起こされたばかりだが、今回はWBA本部でのお膝元である熱海と、武道の聖地である国際競技館こと国技館がある両国においてそれぞれ同様の事件が起こされている。 熱海ではWBAに対するデモという名目で集まっていた一般人が、いつの間にやら武器を持ち、手当たり次第に暴れ始めた。どうやらデモ隊参加者の中に武器を与え煽動を行ったテロリストが含まれていたようだ。 一方、両国では不祥事を起こして廃業を余儀なくされた元力士たちによって、国技館の占拠が行われた。目的は廃業の撤回と相撲界の発展を阻害するという理由でのベオウルフの地球上からの追放という、その無茶苦茶かつ理不尽な要求から、元力士たちの背後で一連の過激派が糸を引いているのは明白だ。 それぞれの事件の首謀者に関連性があるのかどうかの確証は得られていない。しかし、むしろ問題なのは、ベオウルフに対して何らかの危惧を抱き始めている一般人が出てきているということだ。 ドラゴンと戦うために成長させたベオウルフたちの力は、一般人たちが恐れを抱いてしまうとしてもそれは仕方のないことだ。 今後も同様の事件や一般人からの恐れを感じさせる視線を浴びることがあるのかもしれない。 だが、だからといってベオウルフは一般人に対して失望したり敵愾心を持たないで欲しい。 英雄は戦うべき相手を失っても、最後まで英雄であり続けなければならないのだから。 イラスト:奥さん |
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